- 保育園の送迎方法って結局どれが楽なの?
- 雨の日はどうすればいいの?
- 実際に送迎している人のリアルな声が知りたい!
私も子どもを保育園に入園させるとき、こんな風に悩んでいました。
結局私の場合は、
- 1歳児・2歳児クラスの2年間は、雨の日も真夏も真冬もベビーカーで送迎
- 年少にあがったタイミングで子乗せ電動自転車に切り替え
- 自転車にはお昼寝布団が積めず、布団のある日は徒歩
という選択をしました。
3つの送迎方法を使ってみて感じたのは、「どの送迎方法も一長一短、特に真夏の徒歩は過酷」ということ。
この記事では、徒歩・ベビーカー・自転車の3つすべてを実際に体験した私が、それぞれのメリット・デメリットをリアルにお伝えします。
さらに、雨の日の工夫や、朝スムーズに出発するための我が家の工夫についても紹介しています。

忙しい毎日の中で、送迎の時間は子どもとたくさんおしゃべりができて、成長を感じられる貴重な時間です!
この記事が、あなたに合った送迎方法を見つけるヒントになればうれしいです。
保育園の送迎方法の比較

保育園の送迎によく使われる6つの方法について、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
どの方法が自分の生活に合いそうか、ぜひイメージしながら読んでみてくださいね。
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
徒歩 | ・お散歩気分で楽しい ・費用ゼロでお手軽 | ・子どもに合わせて歩くと時間がかかる ・真夏は過酷 |
ベビーカー | ・荷物を載せられる ・親のペースで歩ける | ・園に置き場所がない場合は、持ち運びが面倒 |
自転車 | ・時間短縮 ・親の体力温存 | ・大雨は危険 ・荷物が多いと積めない |
車 | ・悪天候でも快適 ・荷物が多くても大丈夫 | ・園に駐車場がないと不便 ・ガソリン代など維持費がかかる |
送迎バス | ・親の送迎が不要 | ・時間の融通がきかない ・急な発熱時などは親が迎えに行く必要がある |
公共交通機関 | ・通勤のついでに送迎可能 | ・遅延の可能性あり ・混雑時に子連れは大変 |
保育園送迎の体験談(ベビーカー・自転車・徒歩)

私は地方在住で、保育園までの距離は約1kmほど。
夫が車で送迎することもありますが、基本的には私がベビーカー、自転車、徒歩で送迎しています。
所要時間(片道)はそれぞれ
- ベビーカー:約15分
- 自転車:約5分
- 徒歩:約25分
すべての方法を実際に使ったからこそわかる、リアルなメリット・デメリットをお伝えします。
ベビーカー(1歳児・2歳児クラス)

保育園入園当初(1歳すぎ)から年少にあがるまでは、2年間ベビーカーで送迎していました。
雨の日も、真夏も、真冬も基本的には毎日ベビーカーです。
- 子どもがベビーカー大好きで機嫌がいい
- 子どもとおしゃべりできて楽しい
- 親のペースで歩ける
- 荷物がたくさん載せられる
- 雨の日でもレイングッズで装備すればOK
- 真夏は親の体力が消耗する(片道約15分)
- 子どもの暑さ・寒さ対策が必要
- 雨の日に、お昼寝布団を運ぶのが大変
- 園の駐車場に屋根がなく、子どもの乗せ降ろしで濡れる
真夏は保冷剤をタオルで包んで背中側に入れたくても「イヤ!」と拒否され、
真冬は上着もブランケットも「いらない」と全力で拒否され…

熱中症や風邪が心配な親の気持ちは、子供にはなかなか伝わらないものですね(笑)
ちなみに私が使っていたベビーカーは「アップリカのクルリー」。軽くて押しやすく、毎日の送迎に大活躍でした。
自転車(年少クラスから)

子どもが大きくなったため、年少にあがったタイミングでベビーカーから子乗せ電動自転車に切り替えました。
うちの子はベビーカーが大好き。ベビーカーを卒業できるか心配でしたが、事前に「◯◯組さんになったら、自転車ね。」と子どもに伝えていたので案外スムーズに切り替えられました。
- 時間短縮(片道約5分に!)
- 親の体力温存
- 真夏でも子どもがバテにくい
- 荷物が多いと積めない
- 大雨・強風の日は危ない
- 子どもがぐずるとチャイルドシートに乗せられない
自転車には日よけをつけているので、真夏でも子どもは意外と快適そう。
「風ふいてるー!」「自転車速いねー!」と毎日ご機嫌で乗ってくれています。
ちなみに使っているのは、「ヤマハ パスバビーアンスーパー(PAS Babby un SP)」。電動自転車が初めてでも乗りやすく、とても気に入っています。
自転車送迎は速くて便利ですが、雨の日や安全面での対策が必要です。
私が実際に使って「これはよかった!」と思ったグッズをこちらの記事で紹介しています。
徒歩(大雨の日、布団のある日)

大雨やお昼寝布団がある日など、自転車送迎が難しい日は徒歩で送迎しています。(布団は月曜の朝保育園に持って行って、金曜の夕方持ち帰るパターンです。)
- 子どもがお散歩気分で楽しめる
- いろんな物を見つけて話がはずむ
- 手をつないで歩ける時間が尊い
- 真夏は過酷、子どもが暑くてしゃがみこんで進まなくなることも
- 時間がかかる、立ち止まるのは日常茶飯事(片道約25分)
- 荷物が多いとつらい
親としてはなかなか大変な徒歩送迎ですが、子どもはとても楽しそうです。
「今日は布団あるから歩き?」と目を輝かせて聞いてきたり、「雨の日のお散歩楽しいね!」と雨でも嬉しそうだったり。
そんな姿を見ると、「子どもが喜んでるならまあいっか」と思えて頑張れます。
雨の日に役立つ保育園送迎の工夫

雨の日の送迎って、大変だし憂鬱ですよね。雨の日の朝はいつも以上にバタバタ。
慌てないためには「前もって準備しておくこと」が大事です。
私が実際にやっている準備や工夫をまとめました。
- 前夜に天気予報をチェック:翌朝慌てないために事前に確認すると安心
- ベビーカーや自転車にレインカバーを事前にセット:前夜に装着しておくと朝のバタバタ激減
- レインコートや長靴を準備:子どものお気に入りを用意すると朝もスムーズ
- カバンを袋や防水カバーで保護:雨で濡れるのを防止
- いつもより早く起きる:移動にも時間がかかるため余裕をもつ
雨の日は足元や視界が悪く、普段より移動がゆっくりになることも。
朝は少し早めに起きて、心と時間に余裕を持って準備するのがおすすめです!
イレギュラー対応!台風・大荷物の日の保育園送迎は無理しない

悪天候・お昼寝布団・衣替え時の着替え一式・プールの用意・おむつ補充などが重なると、どの送迎方法でも結構大変。
我が家では、「安全に送迎するのが第一!無理はしない」と決めています。
- 荷物が多すぎる日は夫に車で送迎をお願い
- 台風接近時などは「今日は休もうかな」と検討
- 場合によってはタクシーも検討
時短勤務の私が基本的に送迎していますが、その日の状況に合わせて夫婦で柔軟に対応するスタイルをとっています。
朝スムーズに出発する工夫

朝って本当に慌ただしいですよね。どの送迎方法だとしても、なるべくスムーズに出発したいもの。
我が家で実践している、朝の準備をスムーズに行う工夫を紹介します。
寝る前の声かけで朝のグズグズを減らす

朝の準備はとにかく時間との戦い。少しでも朝スムーズに準備できるように、我が家では寝る前に声をかけることにしました。

「明日の朝、シャキーンって起きられるかな?」「うん!」というような、ちょっとした約束をしています。
毎朝成功するわけではないけど、すっと起きてくれたらラッキー!くらいの気持ちでやっています。
朝は急いでいると、ついイライラしがち。少しでも穏やかに過ごしたくて、いろいろと試行錯誤。
子どもの成長によっても状況は変わるし、気楽にトライ&エラーを繰り返しています。
朝ご飯は基本的に固定メニュー

朝ご飯のメニューはある程度固定しています。
うちの子はご飯が大好き。その時のお気に入り食材をかけて出しています。(鮭フレーク・刻み海苔・きなこなど)
あとは卵が大好きなので、基本は卵と何かを炒めるスタイル。
- 卵+ウインナー
- 卵+かにかま
- 卵+魚肉ソーセージ

メニューを考える手間が省けて楽です。食べ慣れたメニューだと、朝からイヤイヤされるリスクもなく安心。
準備ができたら動画OK

我が家の朝の流れは、「起床→着替え→朝ご飯→動画視聴→出発」が基本。
うちの子は食べるのが好きで、食事に時間がかかるタイプ。先に着替えを済ませてから朝ご飯にしています。(服が汚れないようにエプロンでしっかりガード。)
着替えや食事が終われば、YouTubeなどの動画を見てOKです。
「早く準備すれば動画見られるよー」とご褒美タイムをもうけて、子どものやる気をUP。

子どもが動画を見ている間に、親は朝ご飯の片付けや出発の準備ができます。
まとめ:どの送迎方法も一長一短、真夏は徒歩以外がおすすめ

徒歩・ベビーカー・自転車、3つの送迎方法を体験して思ったのは、「どれも楽じゃない、一長一短」ということ。
強いて言うなら、真夏は徒歩以外がおすすめです。距離にもよりますが、炎天下の徒歩は大人にも子どもにも過酷でした。
一方で涼しい季節は、どの送迎方法でも良さを感じられます。もちろんそれぞれ大変な面もありますが、慣れてしまえばなんとかなるものです。
徒歩はお散歩気分で楽しめたり、ベビーカーなら親のペースでのんびり歩けたり、自転車は時短できたり。
忙しい毎日の中で、送迎の時間は子どもとたくさんおしゃべりができて、子どもの成長を感じられる貴重な時間でもあります。
この記事が、あなたに合った送迎方法を見つけるきっかけになればうれしいです。