
実は私、子乗せ電動自転車を買う前、「普通の自転車にチャイルドシートをつければいいんじゃない?」って思っていました。
その方が安くすむし、そうしている人も見かけるし…。でも実際にやってみたら、全然安定しなくて怖くて断念。そこから本格的に子乗せ電動自転車を検討し始めました。
色々と調べて最終的に選んだのがヤマハの「パスバビーアンスーパー」。
身長148cmの小柄な私でも扱いやすく、通勤や保育園の送迎に毎日大活躍してくれています。
アシストも自然で乗りやすく、初めての電動自転車でも安心して使えました。
この記事では、実際に私が使って感じた「メリット」「デメリット」「購入前の注意点」などを、小柄ママ目線でリアルにレビューしています。
- 身長が低めだけど本当に足は届くの?
- 電動自転車は初めてだけど操作は簡単?
- 充電はどれくらいの頻度?急に電池切れになったりしない?
そんな疑問や不安を感じている人の参考になればうれしいです。
私が使っているのは2024年モデルですが、現在はスタンドやグリップバーなどが改良された2025年モデルが登場しています。
詳しい商品情報はこちらからチェックできます。
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ヤマハ「パスバビーアンスーパー」はどんな自転車?

ヤマハ「パスバビーアンスーパー」は子どもを乗せることを前提に設計された電動アシスト自転車です。
特徴をざっくりまとめるとこんな感じ。
✅️低重心フレーム×20インチタイヤ:小柄なママでも足がついて安心
✅️スタンド連動ハンドルロック:スタンドを立てるとハンドルが自動で固定されて安心
✅️大容量バッテリー(15.8Ah):走行距離はモードによって異なり、およそ50〜80km前後
✅️スムーズなアシスト機能:漕ぎ出しがスムーズ、坂道もスイスイ
✅️頭部を270度包み込むリヤチャイルドシート:側面からの接触や衝撃からも子どもを守る安全設計

子育て中のママが安心して使える工夫が詰まっています!
私が購入したのは「ヤマハのパスバビーアンスーパー(PAS Babby un SP)2024年モデル(PA20BSPR)」です。
きっかけは、保育園の送迎に使っていたベビーカーの体重制限が気になり始めたこと。
「そろそろ電動自転車に切り替えようかな」と思い、子乗せ電動自転車を調べ始めました。

私は身長が低いので、「ちゃんと足が地面につくか」「子どもを乗せても安定するか」を重視しました。
ブリヂストンやパナソニックなどのモデルとも比較しましたが、ヤマハが他のメーカーよりも適応身長の下限が低めだったこともあり、第一候補に。
実際にヤマハとパナソニックに試乗してみました。試乗で印象に残っているのは、当時3歳だった子どもがなぜかヤマハばかり「もう一回乗りたい!」と言っていたこと。
理由は教えてくれませんでしたが、乗り心地がよかったのかもしれません。
パスバビーアンスーパーはカラー展開が豊富。色はマットグレイッシュベージュを選びました。落ち着いたトーンで、全体のデザインも気に入っています。
チャイルドシートは頭の横側や足元もしっかりガードされていて「これなら安心して子どもを乗せられる」と感じたのも決め手でした。

購入は、「ネットで注文→近所の自転車屋さんで受け取り」という流れ。ネットの方が安く買えて、受け取り時はお店の人が丁寧に使い方を説明してくれました。コスパも安心感も両立できました!
実際に使って感じたメリット
パスバビーアンスーパーを毎日のように使ってみて、「こういうところが助かる!」というポイントがいくつもありました。
通勤や送迎などで、毎日10kmほど乗っている私が実感した便利なところを紹介します。
アシストがちょうどいい!初めての電動自転車でも安心

電動自転車に乗ったことがなく、「アシストが強すぎてグンッと進んだら怖い!」と心配でしたが、ヤマハは安心して乗れました。
試乗ではパナソニックにも乗ってみましたが、パナソニックの方がグイッと前に出る感じがして、私には少しアシストが強く感じました。
その点、ヤマハはスムーズで自然なアシストで怖さを感じにくかったです。アシストの強さも、「HIGH、SMART、ECO、OFF」と調整できるので、初めてでも安心して乗れます。
坂道ではしっかり、平坦な道では穏やかにアシストしてくれます。スピードが出すぎて不安になることもなく、毎日の送迎にもピッタリです。
地味だけど助かる!時計表示とバッテリー残量低下の通知機能

スイッチパネル(正式名称「スマートクロックスイッチ」)には現在時刻が常に表示されています。
これが本当に便利!!
「今何時?」とすぐに確認できて、通勤や保育園の送迎時などとても役立っています。
パナソニックやブリヂストンなど主要メーカーの子乗せ電動自転車には、時計表示機能は見当たりません。(※2025年5月現在、私が調べた範囲です。)
バッテリー残量は%で表示され、20%を切ると「バッテリー残量低下お知らせランプ」が点灯。さらに、電源のオン・オフ時に「ピピッ、ピピッ」とブザー音が鳴ります。

「充電し忘れてた!」を防げて安心です。
ハンドルロックで安定感抜群!子どもの乗せ降ろしも安心

スタンドを立てると、自動でハンドルがロック(半固定)される仕組みになっています。
この機能、本当に助かります!!
購入前からこの機能があることは知っていたのですが、毎日使ってみて「こんなに便利だったんだ!」と実感。
子どもを乗せたり降ろしたりするとき、ハンドルがぐらつかないだけで、自転車の安定感が全然違います。
前かごに荷物をたくさん乗せていても問題なし。安心して子どもを乗せ降ろしできます!

ママ目線で気になるデメリット
毎日使っていて、「これは便利!」と感じることが多い一方で、実際に使い始めてみて気づいた「ちょっと気になる点」もいくつかありました。
私の場合は、小柄な体格や、あまり力がないせいかもしれませんが、これから購入を考えている人の参考になればと思ってまとめてみました。
※以下は、私が使っている2024年モデル(PA20BSPR)の体験をもとにしています。2025年モデルでは改善されている部分もあるので、あわせて紹介します。
子どもを乗せるとき、足が当たりやすいのがちょっと気になる(※2025年モデルでは改良済み)

後ろのチャイルドシートに子どもを乗せるとき、グリップバー(子どもが手を持つところ)に子どもの足が当たってしまうことがあります。
私は小柄で、うちの子は体格がしっかりめなので、抱っこして持ち上げるときに少し大変に感じることも。ただ子どもが自分で足を開いて協力してくれるので、慣れればそこまで困らなくなりました。
自分や子どもの体格によっても感じ方が違うかもしれません。
※2025年モデルでは、グリップバーが開閉式になり、乗せ降ろしのスペースが広くとれる仕様に改良されています。
かるっこスタンドでも、体格によってはやや重く感じるかも(※2025年モデルでさらに改良)

このモデルには、かるっこスタンド(正式名称「らくらく幅広かるっこスタンド」)というスタンドが使われていて、軽い力でスタンドがけできるのが特徴です。
実際、夫や店員さんも「力は、いらないよ」と言っていました。
でも私がやると少し力が必要だと感じます。単に下手なだけかもしれませんが、子どもを乗せた状態だとちょっと重いです。
※2025年モデルでは「角型幅広スタンド」というスタンドに改良されていて、さらに軽い力で立てやすくなっているようです。
レインカバーをつけると、お尻に少し当たる(※2025年モデルで改善された可能性あり)

チャイルドシートにレインカバーをつけた状態で乗ると、自分のサドルの後ろあたりにカバーがあって、お尻に少し当たる感じがします。
走行に支障はありませんが、人によってはちょっと気なるかも。
※2025年モデルでは、軸間距離が1170mmから1195mmに変更されたようなので、この点も改善されている可能性があります。
こんな人におすすめ
実際に使ってみて「こんな人には特におすすめだな」と感じたポイントをいくつかご紹介します。
小柄なママでも安心して乗れる自転車を探している人
私の身長は148cm。自転車の適応身長には入っているのですが、完全にかかとまでピタッと地面につくわけではありません。土踏まずの手前あたりまでは接地できる感じです。
「つま先立ち」というほど不安定ではなく、きちんとバランスは取れて安心感はあります。
小柄だと「足がちゃんとつくかな?」って不安になりますよね。子どもを乗せるとなると、なおさら安定感が気になる気持ち、わかります。
パスバビーアンスーパーは、他のメーカーの子乗せ電動自転車に比べて適応身長の下限が低いです。小柄なママでも安心して乗れます!
電動自転車が初めての人

初めての電動自転車は「アシストが強すぎて怖くないかな?」「操作は難しくないかな?」など不安がつきもの。
私もそう思っていましたが、パスバビーアンスーパーはアシストが自然!スピードが出すぎる感じもなく、安心して乗ることができました。
操作もシンプルで、スイッチパネルも見やすい。時計やバッテリー残量も一目で確認できます。初めてでも戸惑うことなく、すぐに使えるようになりました。
毎日の送迎や通勤でしっかり使いたい人
私は週5日、通勤(往復約8km)+保育園のお迎え(往復2km)で1日合計10kmほど乗っています。それでも今のところ、バッテリーの充電は、だいたい2週間に1回くらいのペースです。

公式サイトでは、アシストモードによって約50〜80km程度の走行距離とされています。私の場合は、おそらく100km前後走れているようです。
走行ルートやアシストモードの使い方、体重などの条件にもよると思いますが、「思ったよりも充電が長くもつ」と感じています。
とはいえ、使い始めてまだ半年程度なので、バッテリーが新しいから長持ちしているのかもしれません。これから長く使う中で、充電頻度が少しずつ増えることもあるかなとは思っています。

毎日乗る人にとっても、安心して使える一台です!
購入前にチェックしておきたい点

電動自転車を選ぶときは「スペック」や「価格」だけじゃなくて、「実際に生活の中で使いやすいかどうか」も大事ですよね。
ここでは私の経験をもとに、これから購入を検討する人が「先に知っておくと安心」なポイントをまとめました。
自宅の駐輪スペースに余裕があるか
うちは戸建てで、駐車スペースの一角に電動自転車をとめています。特別広いわけではありませんが、自転車1台なら問題なく置けるという感じです。
ただ子乗せ電動自転車は、普通の自転車よりも全長が長く、重いです。方向転換や出し入れのときに車や植木にぶつからないように少し気を使います。
アパートやマンションなど、駐輪スペースが限られている場合は、子乗せ電動自転車を置くスペースがない場合もあります。購入前に、駐輪スペースがあるかどうか、日々の出し入れがしやすいかどうかをチェックしておくと安心です。
適応身長ギリギリで不安なときは、試乗して確認してみても◎
メーカーの適応身長はあくまで目安。実際に乗ってみると、「あれ?思ったより足がつかない…」ということもあります。
パスバビーアンスーパーの幼児2人乗車時の適応身長は146cm以上(両足のかかとが地面につく目安)です。
私の身長は148cmですが、実際にまたがってみると、かかとはつかず、土踏まずの手前くらいまでが地面に接地する感じでした。
不安定というほどではありませんが、「ぺたんと両足がつく安心感」を求める人にとっては、少し気になるかもしれません。
私は試乗してから購入しましたが、「身長は低くないし、自分は大丈夫そう」と思える人は、試乗せずレビューなどを見て判断するのもアリです。
適応身長ギリギリでちょっと不安…という人は、念のため一度試乗してみると安心材料になるかもしれません。
購入方法とアフターサービスの検討も大事
私はネットで注文し、受け取りは近所の自転車屋さんを指定しました。受け取り時は、実物を確認しながら、電源の入れ方やアシストモードの切り替え方、バッテリーの取り外し方など丁寧に説明してくれました。
説明を受けたことで、初めての電動自転車でも安心して乗り始めることができました。自転車屋さんは家から近いので、その後の点検やメンテナンスに持っていくのも便利です。

ネットの方が店舗よりも価格が安いことが多いです。私も価格を比較して、ネットで購入しました。
ネットで購入を考えている人は、価格・納期・受け取り店舗の情報などを見ながら、自分に合ったショップを選ぶと安心です。
そろえてよかった!あると便利な自転車グッズ
実際に使い始めてみて、「これはあってよかったな」と思うアイテムがいくつかあります。

レインカバーやバッテリーロックがあると安心!ハンドルカバーやミラーもつけておいてよかったです。
私が実際に使っている便利グッズについては、別の記事で詳しく紹介しています。
「どんなアイテムがあると便利?」「何をそろえておけば安心?」という人は、よかったらこちらも参考にしてみてください。
まとめ:選んでよかった!小柄なママでも安心な一台
ヤマハ「パスバビーアンスーパー」は、小柄な私でも扱いやすく、今では毎日の送迎や通勤に欠かせない存在です。
初めての電動自転車でもアシストが自然で乗りやすく、見た目も気に入っていて、「本当にこれを選んでよかったな」と思える一台です。
この記事が、
- 子乗せ電動自転車選びに不安がある人
- 小柄でサイズ感が気になる人
- 実際の使用感を知りたい人
にとって、少しでも参考になればうれしいです。
子乗せ電動自転車の購入を考えている人は、レビューやサイズ感を参考にしつつ、自分に合った方法で納得のいく一台を選んでくださいね。
私が使っているのはヤマハの2024年モデルですが、現在は改良された2025年モデルが登場しています。詳しい商品情報や最新モデルの改良点については、こちらからチェックできます。
\2025年モデルはこちら。私は2024年モデルをあさひのオンラインショップで購入しました/