我が家では、子どもの2歳の誕生日に、「はじめてずかん1000」をプレゼントしました。
絵本が好きだった子どもに、「図鑑を通してもっと言葉を覚えてほしい」「楽しく学んでくれたらいいな」と思って選んだ1冊です。
タッチペンで音が出るのが面白くて、夢中になって遊んでいました。

プレゼントしてから1年半たった今でも、時々図鑑を出してきて遊ぶほどお気に入りです!
本記事では、2歳から実際に「はじめてずかん1000」を使ってきた体験談をもとに、
・どんな内容が載っているの?
・どんな風に遊んでる?
・長く使えるの?
といった点を詳しくレビューします。
「図鑑デビューに何を選ぼうかな?」と迷っている人の参考になればうれしいです。
「はじめてずかん1000」ってどんな本?

「気になっているけど、どんな内容なの?」という人向けに、基本情報や特徴を紹介します。
基本情報
✅️「はじめてずかん1000」は小学館から出版されているタッチペン付きの図鑑
✅️身の回りの物の名前を、日本語と英語で楽しく学べる
✅️載っているのは、動物・乗り物・食べ物・楽器など1000の言葉
✅️タッチペンでイラストをタッチすると、名前を読み上げたり、音が流れたり、クイズが始まったりと、子どもが楽しめる仕掛けがいっぱい
✅️対象年齢は0歳から小学校入学前までと幅広く、長く使える
他の図鑑と比べてどう違う?
幼児向けの図鑑ってたくさんあって選ぶのが難しいですよね。
私が「はじめてずかん1000」を選んでよかった!と感じたポイントは次の3つです。
・音が出るタッチペンで、子どもが自分で楽しめる
ペンでイラストをタッチすると、名前を読み上げてくれたり、音が出たり、クイズが始まったり。親がそばにいなくても1人で遊べます。
・日本語と英語を切り替えて使える
各ページにある「にほんご」「えいご」と書かれた場所をペンでタッチするだけで言語を切り替えられます。子ども自身はあまり言語の違いを意識していませんが、どちらの言語も自然に受け入れて遊んでいます。英語を無理なく取り入れたい家庭にもピッタリ。
・言葉だけでなく、歌やクイズで楽しめる工夫がいっぱい
クイズに正解すると「できた!」と嬉しそうに教えてくれたり、動物のまねをしたり、乗り物の名前をたくさん覚えたり。遊びの中で言葉がどんどん増えていきます。
大人が読み聞かせるスタイルの図鑑だと、子どもはただ絵を見るだけになってしまうことも。「はじめてずかん1000」はタッチペンを使って子ども自身が楽しみながら言葉を覚えていけるところが魅力です。

遊んでいるうちに自然と語彙が増えていき、「できた!」という達成感が味わえます。
実際に使ってみた感想
2歳から使ってみた感想や子どもの様子を紹介します。

お気に入りのページ
2歳の誕生日プレゼントでもらった日から、さっそくタッチペンで遊んでいました。
特にお気に入りなのが乗り物のページ。働く車がたくさん載っていて、ホイールローダーなど難しい名前もすぐ覚えていてびっくり。
楽器のページでは、ペンでタッチすると実際の楽器の音が流れます。

「綺麗な音だねえ」と言いながら遊んでいる姿はとても微笑ましいです♪
動物のページもよく見ています。アザラシの真似をして寝そべったり、フラミンゴの真似をして片足立ちをしたり。楽しんでいるのが伝わってきます。
クイズやゲームのページ
単語を覚えるだけでなく、クイズ形式でも遊べます。「どれかな?クイズ」や「おとあてクイズ」があります。

正解すると、「せいかい!」と褒めてくれるので、子どもも大喜びです!
一方で「スープをつくろう!」などのゲームのページは、2歳の頃は1人で遊ぶには操作が難しそうでした。1人では難しくても、親子で一緒にやると楽しく遊べました。
英語モードも楽しめる
「はじめてずかん1000」は日本語と英語の切り替えがとても簡単。
本の「にほんご」「えいご」の部分をペンでタッチするだけで、言語が切り替わります。
うちの子は、日本語と英語の区別はあまり意識していないようです。どちらの言語でも自然に楽しんでいて、英語モードにしても抵抗なく遊んでいます。

我が家では、英語も聞かせたいなと思ったときに親が切り替えています。
小さい頃から長く使える

「はじめてずかん1000」の対象年齢は、0歳〜小学校入学前まで。
年齢に応じて、楽しめるページが少しずつ変わっていくのもいいなと感じています。
例えば、うちの子が2歳の頃は、動物や乗り物のページをよく見ていました。
保育園で季節の行事を経験すると、鯉のぼりやハロウィン、お正月の遊びなど、だんだんと季節のページにも興味を持つように。
逆に国旗や宇宙のページには、まだあまり興味を示しません。もう少し大きくなって関心が出てきたら、また違った楽しみ方ができそうです。

長く遊べる図鑑として、今後も成長に合わせて活躍してくれそうです!
こんな家庭におすすめ
うちの子はもともと絵本が好きだったこともあり、「はじめてずかん1000」もすぐに気に入って遊んでいました。
その経験から、「こんな家庭には特におすすめしたいな」と思うポイントをまとめてみました。
絵本が好きな子どものいる家庭
自分でページをめくって、タッチペンで好きなものをタッチして遊べるので、絵本が好きな子ならすぐにハマると思います!
うちの子も絵本が大好きだったので、この図鑑をもらってすぐに遊び始めました。
英語にも触れてほしいと思っている家庭
普段は日本語で遊んでいても、親が英語モードにするだけで、自然と英語の音にも慣れていけます。
我が家では親が英語モードに切り替えることが多いですが、子どもは特に言語の区別なく楽しんでいます。
子どもが1人遊びできる時間を作りたい家庭
タッチペンを使って遊べるので、まだ字が読めない年齢でも自分で楽しめます。

うちの子は、いつの間にか「水陸両用バス」や「オフロードダンプトラック」などちょっとマニアックな乗り物の名前も覚えていました。
もちろん一緒に遊ぶのも楽しいですよ。
一緒にクイズをして正解すると「イエーイ!」とハイタッチして喜んでいる姿は可愛いです!
長く使える図鑑を探している家庭
「はじめてずかん1000」は、0歳から小学校入学前までが対象となっており、年齢に応じた学びや発見ができるようになっています。
赤ちゃんの頃は音に反応して楽しみ、2〜3歳ごろには身近なものの名前を覚えるきっかけに。さらに成長するにつれて、国旗や宇宙など少し難しいテーマにも興味を持てる内容になっています。
長く使える図鑑を探している家庭にもピッタリです。
気になる点・注意しておきたいこと

大満足の「はじめてずかん1000」ですが、実際に使ってみて感じた「ちょっと気になる点」をいくつか紹介します。
年齢によっては1人で遊びにくいページもある
「はじめてずかん1000」はタッチするだけで音がなったり、クイズが始まったりと、子どもが自分で楽しめる仕組みがたくさんあります。
ただ年齢によっては、ちょっと難しいページもありました。
例えば、「スープをつくろう」のページでは、「好きな野菜を3つ選んでね。」といった少し複雑な指示があります。
うちの子が2歳のときは、「3つ」や「この中から選ぶ」といった概念がまだよくわからず、戸惑っていました。

大人と一緒にやると、「これも入れてみようか?」「スープまぜまぜする!」とやりとりしながら楽しく遊べました。
本が少し重たい

図鑑はページが分厚く、しっかりとした作りなので、重たいです。
うちの子が2歳の頃は、自分で持つにはちょっと大きく、なんとか持てるけど重たそうな感じでした。本棚から取り出すときに、足の上に落としてしまわないかハラハラしました。

子どもが小さい頃は、親が本棚から取ってあげたり、見守ってあげると安心です。
英語のカタカナ表記がある
「ことばずかん1000」は、英語と日本語の切り替えができるのが魅力ですが、英語にはカタカナ表記がついています。
「正しい発音は耳から覚えてほしい」「カタカナ表記は不要」と感じるご家庭によっては、少し気になるポイントかもしれません。
ただカタカナ表記は、実際の英語の発音に近づけるように工夫されている印象です。
例えば、「apple」なら「アプル」、「lemon」なら「レマン」のように、アクセントの位置が太字になっています。

うちの子はまだカタカナが読めないので、音を聞いてそのまま真似しています。
今のところカタカナ表記があっても特に問題ありません。
まとめ:遊びながら言葉が増える、楽しい図鑑
「はじめてずかん1000」は、0歳から小学校入学前まで長く使えて、絵本が好きな子にピッタリの図鑑です。
リアルな写真が多くて、タッチペンで遊びながら音も聞けるので、自然と語彙が広がっていきます。英語にも親しめて、知育玩具としての満足感も高いです。
本の重さや、年齢によっては1人で遊びにくいなど、気になる点はあるものの、それを上回る魅力があります!
「子どもに楽しく言葉を覚えてほしい」「親がつきっきりじゃなくても遊べるおもちゃがほしい」「長く使える図鑑がほしい」そんな家庭には、ぜひチェックしてみてほしい1冊です。